印鑑の形にはどんなものがあるでしょうか。文字が彫られる印面の形や印材本体の形、印鑑を選ぶ際によく出てくる「アタリ」や「サヤ付」などについてご説明いたします。
1.印面の形 (丸と角)
2.印材本体の形(寸胴と天丸)
3.その他の特徴(アタリとは?サヤとは?)
1・「丸」と「角」
印面の形状で大きく「丸型」と「角型」に分けられます。丸い印影は、個人用印鑑、会社用の丸印、資格印など、印鑑の最も一般的な形状です。四角い印影は、会社用の角印や、趣味の落款印、資格印として用いられます。
そのほか、三文判として一般的な小判型や 変り種として五角形や亀甲型の印鑑などもあります。
2・「寸胴」と「天丸」
印鑑本体の形には、大きく分けると 寸胴(ずんどう)と天丸(てんまる) という形状があります。寸胴は、上から下までまっすぐな円柱・角柱の形をしています。天丸は、途中でくびれがあり、上は丸くなっています。
3・「アタリ」と「サヤ」
アタリ
印鑑の上下を区別するための印です。前印が付いたものを総称して「アタリ付き」 と言います。印材を削ったものを「サグリ」、金や銀を埋め込んだものを「丹」と呼び分けることもあります。
サヤ
印鑑のフタで、いわゆるキャップの役割をします。印面を保護する役割を持ちますが、サヤの付けはずしで枠を欠けさせてしまったりサヤから抜けにくくなることも多いため、サヤでの保護よりも印鑑ケースに入れて保管することをお勧めします。
~小林大伸堂の印鑑の形へのこだわり~
会社印鑑に用いられる角印にはくびれのある天丸型も多く見られますが、当店はあえて寸胴の角印をご提供しております。上へとまっすぐ一直線に伸びる形状は発展を表し、印鑑を押す時に敢えて上下を確認することで押印の際の自分の意志確認を促します。また、サヤがあると頭を押さえ伸び悩むと言われています。上向きにどんどん伸びるよう当店ではサヤ無し印材を使用します。
人生の節目に必要な印鑑の選び方」から、履歴書などの重要書類に捺印する際に「失敗しない印鑑の押し方」のコツにいたるまで、知っているとちょっと得をする「印鑑のお役立ち情報」をひとまとめにしました。
■ショップ名:ローズストーン(株式会社 小林大伸堂)
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