※福井新聞2013年(平成25年)4月28日(日曜日)より
写真は個人で表彰された越前市の小林勝三(祖父)
「里山会合」合わせ新事業
県内の個人、団体、企業でつくる「環境ふくい推進協議会」の本年度総会は26日、福井市の県国際交流会館で開かれた。9月に開かれる「SATOYAMAイニシアチブ国際パートナーシップ」(IPSI)定例会合の期間中に合わせ、県内の里山保全団体の活動を紹介する新事業を行うことを決めた。同協議会は環境保全の県民運動を進める母体組織。総会には約100人が出席し、増永短明会長が「IPSI定例会合の本券開催に向け、県と連携した取り組みを行っていきたい」とあいさつした。
IPSI定例会合の関連事業は、例年秋に開催している環境フェアの代わりとして実施。里地・里山の保全や活性化に対する県民の関心を高めるのが狙いで、具体的な内容は同協議会の企画委員会で詰める。新規ではこのほか、家庭から出るごみを減らすため、たい肥化を推進する事業を行う。
総会に合わせ、環境活動の事例発表もあり、NPO法人「さばえNPOサポート」(鯖江市)と「安居の里を守る会」(福井市)が取り組みを紹介した。また、環境保全に積極的に取り組む13個人・団体を会長表彰した。
総会に合わせ、環境活動の事例発表もあり、NPO法人「さばえNPOサポート」(鯖江市)と「安居の里を守る会」(福井市)が取り組みを紹介した。また、環境保全に積極的に取り組む13個人・団体を会長表彰した。