それでも生きねばならぬ。
先日、映画「風立ちぬ」を見に行ってきました。書きたいことはたくさんあるのですが、まだ見てない方もいると思うので内容は書かないでおきます。ただ、今まで見たジブリ作品の中で一番はいりこんでしまいました。終盤10分くらいは恥ずかしながら号泣してしまいました笑。これまで映画で泣いたことがあるとすれば、ドラえもんくらいです・・・。それもただ感動して泣いたわけではないんです。歴史的背景、大震災、夢、死、戦争、生きるなど、いろんな要素がリアルにクロスして共感したんだと思います。かといってただの戦争映画でもなく、ただの恋愛映画でもなく、これまでのジブリ映画とも違ったような気がしました。たった一人の青年の「夢」にフォーカスして時代を描写し、なおかつ生と死をリアルに描いた宮崎駿作品の中でもトップクラスで大好きな作品となりました。「どんな時代でも夢を描くことはできる」そんな希望と強く生きることの大切さを痛烈に感じさせてくれた週末の2時間ちょっとでした。