印鑑かすれの原因は90%朱肉に問題がある。
重要な書類に捺印する機会において、営業マンが持ってきた朱肉を使用して印鑑を押した経験のある方はけっこういらっしゃるのではないかと思います。その時に、印鑑が綺麗に押せる時とかすれて綺麗に押せない時がありませんか?その原因、実は営業マンの持ってきた朱肉の問題かもしれません。
信頼される営業マンの朱肉は綺麗に押せる
実は、信頼される営業マンは常に朱肉をメンテナンスされています(個人的な経験ですが・・・)。便利な速乾性の朱肉はしばらく使っているとすぐにかすれてしまうもの。赤く見えてもかすかすに乾いていることが多いのです。そのことを知っている営業マンは、ちゃっかりと朱肉のインクを補充したり、新しく買い替えたりしています。
信頼度アップの お も て な し
「契約をとって書類に捺印してもらったらもう安心」、そんなことを思っていませんか?実はお客様は気にしています。押し終えた後の印鑑についた朱肉のことを。さり気なくポケットティッシュを一枚渡してあげてください。ほんの些細なことですが、その小さな気遣いが、これからの信頼に繋がっていくと思います。
朱肉が問題で印鑑がかすれる原因
朱肉の問題には大きく分けて二通りあります。
・一つ目は印鑑に朱肉がしっかりつけられていない場合。
・二つ目は朱肉自体が乾燥している場合です。
朱肉自体が乾燥している場合の改善策
つぎに、二つ目の「朱肉自体が乾燥している場合」についてです。この場合、どれだけ丁寧に朱肉をつけても、正しい押し方をしても印鑑がかすれてしまいます。
<お持ちの朱肉はどちらのタイプ?>
印鑑を押すのに必要な朱肉が大きくわけると2タイプあることってご存知ですか?
1・写真左の練りの朱肉(長所:本格的な朱肉ではっきりとした印鑑が押せ長年消えることがない。印影に厚みがある。短所:乾くのに時間がかかる。印面につまりやすい。値段が高い。)
2・写真右の秒速乾燥の朱肉(長所:すぐに乾き汚れにくい。お手入れが簡単。手頃な値段。短所:印影に厚みがない。)
最近ではほとんどの方が右側の秒速乾燥タイプの朱肉を使っている方が多いです。
<印鑑がかすれる原因と改善策>
印鑑がかすれる原因はいくつか考えられますが、朱肉に原因がある場合が多いです。最近では秒速乾燥タイプの朱肉を使う方が多いです。皆さんがお持ちの朱肉も速乾燥タイプの方ではないでしょうか?実はこの速乾燥タイプの朱肉にこそ印鑑がかすれる原因がある場合が多いのです。つまり、印鑑がかすれる原因は朱肉がかすれている可能性があるということです。実はこの秒速乾燥タイプの朱肉、スポンジ自体が赤い色をしているため、朱肉が乾燥していても気がつきにくいのです。そんな時は秒速乾燥タイプの朱肉専用の補充液をたしてあげます。たったこれだけで驚くくらい綺麗な印鑑を押すことができます。
tyle=”font-size: 120%;”><朱肉補充液の使い方は簡単>
乾いた朱肉に補充液を補充してください。 全体になじませてあげたら完了です。ついでに朱肉についた汚れや誇りなども掃除してあげるとよりベターです。私は印鑑彫刻士として一日に何度も朱肉を使う機会があり、すぐに朱肉がかすれてしまいます。おそらく彫刻士の方でなくとも一日に何度も印鑑を押す機会がある方もいらっしゃると思います。そんな方は印鑑を買い替えるついでに朱肉の補充液もご購入ください。
まとめ
失敗しない印鑑の選び方から意外と知らない印鑑のまめ知識まで、役にたちましたでしょうか?彫刻士として印鑑修行をする中で気づいたちょっとしたことから、お客様と話している中で知った実印の効力についてなど、印鑑を購入する前に是非一度、目を通してもらいたい情報を集めてみました。「失敗しない印鑑選び」の参考にしてみてください。
朱肉がのりやすく欠けない印鑑
人生の相棒になる。
あなたの決断をあと押しする。
【gene】とはイタリア語で「遺伝子」を意味するクラッドメタル印鑑です。単なる道具や文字を超え、幸せになって欲しいという想いやこうなりたいという願いを刻むもの。そして「その一歩をあと押し」するものであってほしい。そんな願いを込めて開発した小林大伸堂のオリジナル商品です。