登記で必要な印鑑
こんにちは。5代目の小林稔明です。今回の記事では、登記の際に必要な会社印鑑についてお話しします。ひとくくりに会社印鑑といっても、実は、用意する印鑑はひとつではありません。用途に応じた会社印鑑が必要になってくるのですが、まずは必要となる印鑑を大きく4つに分けてご紹介します。
①発起人全員の個人の実印(定款の認証の際や各種書類に必要)
②代表者印(=会社実印)(1~3cm以内の正方形に納まるサイズ)
③会社銀行印
④社印(角印・会社の認印)
◆ ①発起人全員の個人の実印
まず ①発起人全員の個人の実印についてですが、これはすでにお持ちのものがある場合は新しく作り直す必要はありません。
※個人の実印は、定款の作成・認証の時点で必要となります。お持ちでない場合は、早い段階で準備されることをおすすめします。
また、余談になりますが、各市町村によって実印として登録できる印鑑のサイズが決められていますのでご注意ください。
辺の長さが1センチメートルの正方形に収まるもの又は辺の長さが3センチメートルの正方形に収まらないものであってはならないサイズ規定に関しては、先程も述べましたように各市町村によって異なりますので詳しくは実印のサイズの選び方ページをご確認ください。
◆ ②代表者印(=会社実印)
代表者印(以下、「会社実印」と呼びます。)は、法務局に登録する法人組織の実印として大切なご契約の際に使用します。個人の実印と区別するため、2重枠にして、外側に会社名・内側に「代表取締役印、代表之印、理事長印」などと字入れします。
この印鑑にもサイズ規定があります。
一般的には、印影の大きさが一辺の長さ8ミリメートルの正方形に収まるもの(直径8ミリ以下の印鑑)、又は一辺の長さ25ミリメートルの正方形に収まらないもの(直径25ミリ以上の印鑑)は登録できません。 とされています。要するに、直径3センチ(30ミリ)以上の印鑑は認められないということです。
◆ ③会社銀行印
会社銀行印は、会社・法人用の金融機関出納や保険のご契約など、金銭に関わるご契約に使用するご印鑑となります。通常は外側に会社名・内側に「銀行之印」「会計之印」などと字入れしています。会社実印の一回り小さいサイズで作るのが一般的です。また、金融関係でお使いになる会社銀行印は、会社実印と区別してお使いすることをお薦めいたします。
◆ ④社印(角印・会社の認印)
まず、会社角印は、印鑑証明が必要ない軽微なご契約や書類「請求書や納品書・見積書など」に捺印します。また、官公庁職印、法人用の会社角印、組合印、団体などの印鑑、商店や工業所印などとして一般事務や、ご契約の際の印鑑として使用します。
丸印と併用してご契約の際に使用することによりよい印象を相手に与え、会社の信用につながる大切なご印鑑です。
会社認印は、印鑑登録をしていない印鑑で、印鑑証明のいらない軽微な契約や書類作成に使用します。むやみに会社実印を使用することはセキュリティ上からもお薦めできませんので、簡単なご契約や社内での書類作成などには会社認印をお使いください。
◆ 代表ゴム印
ゴム印は登記の際に、必ず必要な訳ではございませんが、様々な書類に「手書き」される手間を省くため住所と社名、代表者名の入ったゴム印を準備されるとたいへん便利です。
会社業務を開始されてからも、様々な書類に捺印する機会が多くございますので準備ください。
社名を良い画数に調整
「会社名の画数はどうなっているだろう?」と不安な方や、どうにも画数が気になるという方には会社名画数判断にて、ご印鑑で字画を調整(修正)いたします。
画数のお悩みを解消して前向きなお気持ちでスタートいたしましょう。
八方位からご希望の運気を強調します
八方位とは、8つの方向に司られた運気のことです。「開運印鑑の字入れの際にご会社の伸ばしたい運気を選び、太くお彫りすることで、その方向への運がより開けるといわれています。」当店では、開運印鑑をお買い求めの際に、この「八方位」からご自分の伸ばしたい運気を選んでいただき、貴社だけのご印鑑をお彫りします。
8つの方位から選ぶ運気
下の図の太い●の部分を強調して字入れすることにより「成功運・繁栄運」「金運(取引・経営安定)」「蓄財運・健康運」が開くよう調整しました。
ご希望の運気は八方位「成功運・繁栄運、金運(取引・経営安定)、希望運・発展運、家族運・事業継承運、住居運(社屋・土地)、蓄財運・健康運、交友運・人脈運・人材運、愛情運・厄除運」からご注文の際に3つまでお選びいただけます。詳しくは小林大伸堂の開運会社印鑑HPをご覧ください。
画数を吉数に調整
あなたの決断をあと押しする。
人生の相棒になる印鑑=gene【ジェーネ】
【gene】とはイタリア語で「遺伝子」を意味するクラッドメタル印鑑です。単なる道具や文字を超え、幸せになって欲しいという想いやこうなりたいという願いを刻むもの。そして「その一歩をあと押し」するものであってほしい。そんな願いを込めて開発した小林大伸堂のオリジナル商品です。
人生の格を上げるもの
クラッドメタルは高級刃物に用いられる素材だけに腐食性、耐久性に優れており、何十年と使用しても欠けや割れの心配がありません。それは、ビジネスで印を押す機会の多いエグゼクティブな方にこそ分かる違い。風格のある重厚な使い心地を、永遠と呼べるほど長く保ち続けることができます。
印鑑の重さは、
契約の重さに比例する
ある経営者の方から、「印鑑の重みは契約の重みに比例する」という話を聞いたことがあります。責任の重い経営者にとって、重みのある印鑑を持つことで、契約の重みを確かめることができると考えます。正しい決断は自分自身の確固たる自信につながり、相手への信頼へと結びつきます。
唯一無二の存在感
「 gene」は強靭で錆びにくい特性を持つ 2種のステンレス鋼を69層も重ねた、武生特殊鋼材オリジナルのクラッドメタルを使用しています。研ぎ澄まされた鋼の美しさや一つひとつ異なる豊かな表情は、金属の印材として普及しているチタンとは一線を画す存在感を放ちます。