こんにちは。小林大伸堂5代目印鑑彫刻士の小林稔明です。
ここ3ヶ月くらいは毎日が駆け足で過ぎ去っていっているような気がします。一日のはじまりのことを思い出す暇もないくらい次にやりたいこと、やるべきことでいっぱいです。ミスチルの歌詞に「息を切らしてさ駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ ただ未来だけを見据えながら放つ願い」というフレーズがありますが、まさにそんな感じです笑。長い人生においてこんな時期は誰にでも訪れるのでしょうか?
それでも一つだけはっきりと言えることは、過去の思い出ばかりを追いかけていた頃よりもはるかに充実感と生き甲斐があるということです。職人を生きると決意してから今日まで、印鑑が僕の生きる道を切り開いてくれた・・・といったら大げさかもしれません。でも、印鑑彫刻士になるという揺るぎない自分との約束があるからこそ、どんなに辛い道のりでも楽しく思えると思えるんです。
これからもこの気持ちを忘れないように印鑑彫刻の修行に励んでいきたいと思います。