想いを伝える伝道師
「贈り物に込めた想い、ちゃんと届けられていますか?」
あることがきっかけで、僕はこんな疑問を抱くようになりました。それまでは贈り物を贈る側の気持ちになることに一生懸命でした。でも実は、「贈る側」だけでなく「受け取る側」がいてはじめて「ギフト」っていうんだ。「贈る側」がいるということは「受け取る側」がいる、「受け取る側」が満足してはじめて「贈る側」も満足するんだということに気が付いたのです。その瞬間に僕たちの役割がふっと見えたような気がしました。僕たちがやっていることは「お客様の想いを届けること」なんだと。
届けたい想いが届きますように
長い人生の中で、より身近な人により想いのこもったギフトをを届けるシチュエーションって、実はある程度決まっているんです。プロポーズからはじまって子供が生まれたら出産祝い、子供が20歳になったら成人祝いの贈り物をあげて、子供が結婚したら結婚祝いの贈り物をあげる。そのうち子供が大人になって、次は自分たちが子供から還暦のお祝いなどで贈り物をもらう。そのうち孫ができたらこのうえなく嬉しい気持ちで贈り物をあげる。
そんな感じの繰り返しで、何回もあるように思えるけれど、同じ記念日はそう何度もないんです。その1回1回がとても大切なシチュエーションで、二度とない人生のワンシーンなんです。だからこそ、届けたい想いが真っ直ぐに相手のもとに届くような贈り物にできたらいいですね。
僕たちの役割はお客様ひとりひとりの「想いを届けること」。そのために何ができるか?それを考えてカタチにしていくことが僕の役割だと思っています。まずは自分のより身近な人に想いを届けることからはじめていこうと思っています。そういえば・・・明日はさっそく父の日ですね(笑)。さあ、いきなりハードルの高いシチュエーションがやってきました。何を贈ったら喜んでもらえるだろうか?自分の親のことになると難しいですね。みなさんは、なにを贈られますか?