さっそくですが、印鑑は何本お持ちですか?
1本の印鑑で実印から認印までカバーしている方はちょっと危険かもしれません。
印鑑の使い分けとして、一般的には住民登録がしてある市町村に登録する「実印」、
金融機関などに登録する「銀行印」、仕事場や配達物の受け取りの際に使用する「認め印(仕事印)」
に分類することができます。
一番ベストな印鑑の選び方としては、「実印」・「銀行印」・「認め印」をそれぞれ分けてつくることなのですが、
僕がこの印鑑彫刻士の仕事をはじめ、店頭にて接客の仕事をするようになり、意外な事実が発覚しました。
それは、わりと多くのお客様が実印の重要性をあまり認識しておらず、1本の印鑑で実印から外に持ち歩く認印を併用しているということです。
実印の重要性は、おそらく小さいころに両親や祖父母から子や孫に伝えられるものだと思うのですが、
だんだんとその行為が薄れてきているのでは?と感じます。
実印や銀行印など、登録する印鑑の重要性を知ったうえで、
今お持ちの印鑑を見直してみてはいかがでしょうか?