今回の印鑑修行の内容は、自分用の小刀をつくることでした。
上の写真は、小刀を砥石(といし)で研いでいる様子です。
金沢駅到着です。オシャレですね〜
福井から金沢までは、特急を使えば約1時間でついてしまうんです!
ここでバスに乗り換えて、修行場所の最寄り駅である泉1丁目までむかいます。
泉1丁目に着きました。
ありがたいことにバスの本数がけっこう多いので、わりとスムーズにたどり着くことができます。
このあたりから緊張感が高まってくるんです笑!!
この道を歩いていけば目的地に到着です。
普段あまり歩くことがないので、いい運動にもなります笑。
20数年前、父も同じように通った道なのかと思うと不思議な気持ちになります。
今回の目的は、実印を彫るにあたって最も大切な小刀作りです。
竹の皮をぬるま湯であたためてまいていくのですが、
この作業は、竹の皮をやわらかくすることによって柔軟性をださせるためです。
その後は小刀の持ち手の部分にまいていって、彫刻刀のカタチが完成です。
しかし、本当に大切なのはここからなのです!!
これまでの作業では、あくまで彫刻刀の持ち手の部分が出来上がっただけで、
刃がついていません。
そこで、上の写真のように何種類もの砥石を使って彫刻刀を研いでいかなければならないのです。
今回のブログではこれくらいにしておいて、続きはまた後日のせさせて頂くこととします。
どうも、ありがとうございました。
小林稔明 / jewellry coordinator・5代目彫刻士
御堂筋の老舗宝飾店にてジュエリーコーディネーターの資格を取得後、金沢にて4代目彫刻士である小林照明と同じ師匠のもと印鑑彫刻の武者修行を行い、2級印鑑彫刻士(国家資格)を取得いたしました。現在は福井県鯖江市にある小林大伸堂(ローズストーン)にて、ジュエリーコーディネーターの資格を持つ5代目印鑑彫刻士として活動しています。